ブログとフェイスブックと小説と

傘寿の齢となりましたが、ブログとフェイスブックと小説に、「青年の気概をもって取り組みたい」と思っています。私より若いあなたには、やりたいことが多々あることでしょう。苦労しつつも楽しみながら、ともに歩んで行きたいと思います。

今日から始める「はてなブログ」の日々

行き着く先はまだわかりませんが、今日からこのブログを始めることにしました。

 

まだ若いつもりでいるうちに、傘寿と呼ばれる齢になった私ですが、ブログとフェイスブックと小説に、青年の気概をもって取り組みたい、と思っています。ブログの名前を「ブログとフェイスブックと小説と」と名付けたゆえんです。

ブログとフェイスブックを始めたのは昨夏のことで、まだ新米の域を出ておりません。ブログを読んでくださる方がなかなか増えませんので、目先を変えてみたらどうであろうかと、新たにこのブログを開設した次第です。ブログの価値はむろん投稿記事によります。読んでくださった方々に、読んで良かった!役に立った!楽しかった!と思っていただけるよう願いつつ、政治、社会問題、教育、音楽やオーディオ、小説など、分野を限ることなく書くつもりです。

 

私が描いていた自画像は典型的な理系人間でした。そのような私が、あるとき思い立って小説を書くことになりました。そのいきさつが、最初に書いた小説「防風林の松」(注1)のあとがきに記されています。
年金で日を送りながら書いたのが、特攻隊員を主人公とする「造花の香り」(注2)なる小説です。
上記のふたつの小説を、アマゾンの電子書籍であるキンドル本にしたのですが、公開してからひと月が経ってもまったく売れず、したがって、カスタマーレビューへの書き込みもありません。少しでも多くのひとに読んで頂けるよう願っています。

 

その気になりさえすれば、高齢であっても小説は書けるはず。「読んで良かった」と思っていただける小説を書きたい……苦労しつつも楽しみながら。

 


注1 防風林の松

私が書いた最初の小説であり、アマゾンの電子書籍キンドル本)として公開しています。

〈小説の概要〉松井滋郎は中学一年生まで落ちこぼれだったが、今は電機会社で技術者として働いている。独学で取り組んだ電気の勉強が、中学生だった滋郎に自信をもたらし、大学を経て技術者へと導く結果になったのだった。
 仕事と恋と友情に恵まれ、充実した日々を送っていた滋郎は、同僚の妹に惹かれるままに、心の迷路に迷い込んでゆく。滋郎は仕事に情熱を燃やしながらも、上司に対して反発心を募らせる。そのような滋郎が自らの未熟さを思い知らされ、退職して新たな道に進まざるを得なくなるときがくる。
 新たな道を歩んだ滋郎の現在の姿が、かつての恋人との関わりをからめて、序章と終章に描かれている。

 
注2 造花の香り

  特攻隊に関わる小説ながら、ベストセラーになった「永遠のゼロ」とは異質な恋愛小説であり、テーマも大きく異なっております。3月にアマゾンの電子書籍キンドル本)として公開しました。

〈小説の概要〉  東京の大学で学ぶ主人公が恋と友情に恵まれ、戦時ながらも充実した学生生活を送る様子が前半に描かれ、後半では、徴兵された主人公の海軍航空隊での生活と、訓練の合間になされる婚約者との交流、さらに、特攻隊要員に選ばれてから出撃するに至るまでが描かれる。序章と終章は戦後における後日談であり、この小説のテーマがここに集約的に表わされている。